シイナケンジはかく語りき

『西洋料理 シイナケンジ』の店主が語ります

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そのオリジナルがイタリアのボローニャにあるらしい云々のくだりは、最近では皆様の方がよくご存知かと。今回リリース予定の、いわて短角牛の様々な部位で仕込んだミートソースに私が寄せる思いは、きわめて個人的ながら、憧れと呼びたい類いのものかもしれない。ノスタルジイに満ちたミートソース礼賛は、多くの方々がすでに発表なさっているし、私も大同小異の体験があるが、そんなことはどうでもよい。ミートソースの魅力は、ズバリ、一口食べたあとの女性の唇にある。グロスでは表現できないあの脂でテカった輝きは、生きる喜びを絵にするとこうなるのではないか、とまで思わせる何かがある。
今回のミートソースでは、その点なんの心配もない。普通は取り去る脂も、あえて混ぜ混んでみた。捨てるのが惜しいほど甘いのである。そして夕焼けの色に似て美しく輝いているのだ。
ああ、これなら心配ない、憧れを形に出来る、そう一人悦に入って夜な夜な仕込みをしているが、こんな思いもまんざら私だけのものではないのでは・・・。
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