シイナケンジはかく語りき

『西洋料理 シイナケンジ』の店主が語ります

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幼い頃の体験や印象は、大人になってからのそれらよりもずっと深く刻みこまれるという話、出展不確かながら聞いたことがあります。
それでいま悩んでいます。
日常の仕事のなかで、「これは凄い」とうなる食材に出会ったときや、予想以上に素晴らしい味わいに仕上がったとき、また我ながら「これは参りました」というような視覚的衝撃のある料理を組み立てて自画自賛しているとき、決まって頭に流れるのは、菅原文太主演『ダイナマイトどんどん』のテレビコマーシャルの決めぜりふです。男性の物静かな語り口で、映像の最後に一言、「ダイナマイト、どんどん」。
よほど強烈な記憶だったのか、いまでも強い印象を受ける場面では必ずといって良いほど耳に聞こえてきます。最近は、年明け特にですが、あまり登場しなかった食材をあえて使用する機会を持つようにしているせいか、心の叫びのように、あの「ダイナマイトどんどん」が流れる場面が増えています。
例えば、フランス、ランドの素晴らしい鶏肉を、半分にぶった切り、鶏肉自身のおいしい脂でじわじわ焼き上げる。そう思い描いただけで「ダイナマイトどんどん」。ひとりでうろたえています。
これだけだと精神衛生的に良くないので、件の鶏肉はメニューに入れました。苦渋の経営判断です。
まだまだそんな場面はありますが、とりあえずこの辺で。もっとお話ししたい事例はあるんですけどねぇ。
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